クラフト教会
やどや
おはようございます。行ってらいしゃませ。
れざお
レザークラフトのことをいろいろ教えてくれるところってないですか？
やどや
まずは、クラフト教会へ行かれたほうがよいかと。その角の先です。
れざお
ありがとう。
宿を出て少しあるくと、屋根に教会っぽい印のある建物が見えた。
れざお
こんにちは。
しんぷ
ようこそクラフト教会へ。この教会にどんなご用ですか？
教会めにゅー
革の教え
技の教え
かたがみの発行
けがをなおす
生き返えらせる
れざお
えっと、レザークラフトをはじめるにはどうすれば？
しんぷ
では、革の教えからですね。この教えの書を見ながら、聞いてください。皮から革へ・・・
それは、昨日買った「革の技法」だった。
れざお
そこは読みました。ここにあるキーケースを作りたいんですが・・・
しんぷ
では、型神を発行しましょう。
れざお
かたがみ？
神父の話によると、レザークラフト世界では、教会で革製品をつくる設計図に神の刻印をすることで”型神”となり、
それを強く念じながらかざすと、革神のパワーにより、必要なレザーたちを呼び寄せ、自分がやりたいレザークラフトができるようになるということだった。
れざお
なるほど。では型神ください。
しんぷ
ですが、まずは、技の基本を習得していただかないと、発行できません。ちょうど、これから超初心者向けのコースがあるので、受けますか？
れざお
よろこんで！
しんぷ
では、20Gからのご寄付をお願いします。
れざお
ですよねぇ
れざおは超初心者向けの技の基本を習いはじめた。
所持金 残り22G
第１章その３ 技の基本に続く
第１章その３ 基本の技革職人の職業
10人ぐらい座れる小さな聖堂で、その講義は始まった。講師は、立派な髭のある、おねぇ口調のおじさんだった。
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